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平田の自閉の世界

平田の発達障がいの内側からの感覚などを話をしたいと思います。

自閉スペクトラム症(ASD)、注意・欠如多動症(ADHD)、学習障害(LD)を持っています。


平田の自閉内部ではこんな感じです。

1)自分の身体がどこまでなのかが分からない時が有り、物にぶつかってしまいます。時々自分の手で、自分の身体はどこまでなのかの確認をしています。


2)その為か車に乗っていて車が右折や左折する時も、車幅が分からなくて怖いのと、情報が多く入って混乱するので、助席に乗れないのです。


3)あまり行かない地下鉄駅から階段でぐるぐると上がっていったら、自分の位置が分からなくなり、北何条何丁目の看板を見て、右手はどっちだっけと箸を持つ方だよねと確認してから、方向感覚を少しずつ動かす感じで、それでも分からなくなって、行く場所までぐるぐる回って迷います。


いつもあまり行かない駅から乗ったら、逆走してしまうので1時間余裕を取って出かけています。とてもスリルが有って、ジェットコースターに乗っている気分で、お金をかけなくても楽しいな~と思っています。


4)小さいときは寒さがあまり分かりずらく、体温調整が出来ない所が今も有ります。夏のギラギラする太陽にあたる時の為に、朝は愛犬ゴンと散歩をして太陽や温度が高くなる事に慣れるようにしています。そんなに暑くないのに熱中症の様になって、倒れてしまう事が昔から有ります。


5)目も敏感でLED照明が多く有るところは、目が痛くなる感じです。


6)耳もいろんな音が絞り込む事が出来ないので、どんどん入ってきていましたが、年を取ったので耳が少し聞こえずらくなったことで楽になりました。


7)音韻障害も少しあり、特に英語などの聞き取りが一般の人と違うようです。読字障害とも関係があるみたいです。

パソコンの漢字変換が何度遣っても平田の聞いているものでは出来ないことがあり、スマホでだいたいの形で変換すると何となくこんな感じ(漢字^^)が出て来るので、パソコンのアドレスに送信してコピーをしてパソコンでの文章に入れています。


それでも変換が出来なかったら、同じような意味の漢字やひらがなで文章を作っています。   少しのズレですが学校時代分かっていたら、平田の障害の取り扱い説明書が有って、自分の障害を受け入れることが出来たら、工夫出来るので楽だったと思います。(障害を受け入れるのは、本人も周りも大変ですから)


8)読字障害なので特にアルファベットが読み込めないのですが、日本語は漢字とカタカナとひらがなが有るので何とか読むことは出来るようになりました。目も多動で目線が上から下に動かせない所が有る事で、音読が苦手です。


9)平田は考える事が視覚優位者なので、映像的に考える感じでそれを言語優位者の方達に伝えても、中々分かってもらえないことが有ります。映像なので情報量がとても多いと思います。ようやく言語優位者の方達に少し分かってもらえるように、左脳が動くようになった感じです。(平田は自分の障害を少し言語化出来るようになったので、発達障害の人達のある程度の翻訳者にもなりたいと思っています^^)


10)中学までほとんど話が出来なかったけれど、今はとてもおしゃべり(多動だから)です。そして楽しいモグラクラブでもウロウロしながら、話しをすることが多いです。


11)ちょっと前の記憶(ワーキングメモリー)が弱いので、鍵やスマホなど「毎日どこに有るの~」と探しています。なので1日2時間、探す時間を取ってあると考えています。


12)まだまだいろんな不具合が有って、知らない所に行くと不具合がどんどん動き出すので疲れますが、元々とても元気なので、一般の人達レベルになります^^


※ 平田は自分の特性の器で、70歳から何が出来るのかワクワクしています。

  平田は出来ないことが多いので、助けていただいたり応援していたたく人達に感謝しています。

  そして皆が住みやすい世の中にしたいと思っています。


楽しいモグラクラブの平田です。

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